オカルトから見た鉄血のオルフェンズ - エイハブ・リアクター編

久しぶりに会報の寄稿を頂きました。

これまた興味深い考察を展開してくださっているので、早速ご覧下さい。


搭載しているエイハブ・リアクターをCGS本部施設の動力源として利用されていたガンダム・バルバトス
搭載しているエイハブ・リアクターをCGS本部施設の動力源として利用されていたガンダム・バルバトス


こんにちは。

(自称)アグニ会の祝え!担当ことみっつーです。

因みにこの名前はハーメルンで活動してる名前でもありますが、(みっつ─?知らんな)元は兄貴がつけられたあだ名です。あの名前のどこにみっつー要素があるんだか...?


ウルズハントでバエル実装しましたね。アグニ会としては引くしかあるまいて。

ガチャ禁していたかいがあったぜ!

初代セブンスターズ達の実名も少しづつ明らかになってきましたねー。もしかしたらウルズハントって本編じゃできなかった厄祭戦の話を掘り返すための外伝なのでは?と遅ればせながら考えたりしています。そういえばリングがソロモンの指輪説ありましたね。...えーっと、今出てきてるリングが...幾つだっけ?


今回は鉄血のオルフェンズをオカルト的に考察してみたいと思います。

とは言っても元々はソロモン72柱の考察だったんですけど話が逸れたせいで長くなりすぎてしまったので分割することにしたものなんですよね...本当に文才無さすぎる。アグニ会の恥か?


元々オカルト排除したと言われて人気を博した鉄血ですがオカルト初心者の自分から見て考察できる要素は割と多かったので、機械とかシステム的な面は一回目を逸らして考察してみました。

俺はガンダムにオカルトが入っているのが嫌なんだ!という人とめちゃくちゃオカルトに詳しいから素人の解説なんて聞きたくない!という人はブラウザバック推奨です。...いや後者の場合一緒に考察したい。めちゃくちゃに言われそうだけど。


さて今回は鉄血のオルフェンズでのガンダム、つまりガンダムフレームの特異性とも言える。ツインリアクターシステム、そしてそもそもの動力源であるエイハブリアクターについての考察です。

ツインリアクターシステムというのは専用設計されたエイハブリアクターを2基搭載し、これを並列同期稼働させる事で2基のエイハブリアクターの出力を最適化し高出力を得るシステムです。

そしてエイハブリアクターとは鉄血のオルフェンズにおけるエイハブ・バーラエナによって開発された戦艦やモビルスーツの動力機関であり、その他にもコロニーの動力源にすらされている超能力みたいな動力炉です。半永久的にエネルギーを作れるという特徴があり、これは同じくガンダムシリーズのものだとGNドライヴが含まれます。ウチオトセナーイ


しかしGNドライヴとエイハブリアクターには一つ、大きな違いがあります。それは物質的に破壊することは不可能、という特徴です。

...なんか破壊出来たら宇宙が大変なことになるーとかも言ってましたね。

いやまぁ細かく見てみれば他にも沢山あるのでしょうが、僕はここにエイハブリアクターの秘密、そしてツインリアクターシステム、並びにガンダムフレームのモビルスーツの秘密を暴くポイントが眠っていると考えました。


まず結論から言いましょう。エイハブリアクターとは───小宇宙である。


その1

小宇宙、大宇宙


小宇宙は別名ミクロコスモスといい、コスモスは混沌であるカオスの対局を示す言葉です。そして小宇宙という名前の通りそれそのものが宇宙、つまり大宇宙であるマクロコスモスと同じ性質を持ちます。

宇宙には秩序がある。物理法則とかわかりやすい例だと個人的には思っています。

そして宇宙と同様に人にも秩序が存在します。そこから根源的には宇宙と人は同じ存在であると当て嵌めた考え方です。要するに「一は全、全は一」。この場合一は人、つまり僕やこれを読んでいる方たちが該当し、全は宇宙そのものが該当します。


そしてこの小宇宙(ミクロコスモス)と大宇宙(マクロコスモス)は影響しあいます。これが魔術理論の一つに該当することは有識者の皆様方なら既にご存知のはずです。

この考え方は錬金術や西洋占星術に色濃く反映されることになります。僕はもちろん魔術師でなければ錬金術師もなんでもないので知らない話ではありますが。その辺は先生に聞いてみて下さい。きっと僕の3倍分かりやすく、詳しい授業をしてくれることでしょう。とりあえずWikipediaに張り付きながら書いてる僕と比べるまでもなく先生、頭いいので。


ここで大切なのは人の内側には秩序を伴った世界がある、ということです。分かりやすくするためにここでは人≒小宇宙≒人の魂。ということにしておきましょう。これだけでエイハブリアクターが物理法則を伴った攻撃では破壊されない理由になります。

何しろエイハブリアクターはそれそのものが世界なのです。いや、宇宙そのものなのです。物理で壊れる壊れないとかじゃない。壊れるはずないし、壊れてはいけないものなんです。まず物的に捉えることが出来ませんから。(完全な別作品ですけど根源接続者の直死の魔眼ぐらいしか対処法ないかと)

人体そのものを小宇宙と考えるのが普通の小宇宙と大宇宙の哲学でしょうがこの場合僕はそれを無視して考察を進めます。


ただそれだけなら普通に人の魂で良くないか?と考える方も多いでしょう。何故わざわざ小宇宙と大宇宙としたのか。

それはエイハブリアクターの別の性質に関係します。


その2

エイハブ粒子とナノラミネートアーマー


エイハブ粒子とはエイハブリアクター内で真空素子が相転移した際、エネルギーとともに発生するがすぐにエイハブウェーブを作りながら素粒子に変化する粒子です。擬似重力を発生させることが出来てモビルスーツのGを緩和させたり、ナノラミネートアーマーの能力を高めたりします。


他にも粒子を放つことでエイハブスラスターにもなりますが今回それは置いておきましょう。多分それエイハブ粒子吐き出す反作用ですっ飛んでるだけなので。


気になるのはナノラミネートアーマーとの関係性です。

ナノラミネートアーマーやナノラミネートコートのナノラミネートはシンプルにナノ(10億分の1)+ラミネート(貼り合わせる)の造語でしょう。

一応仕組みはエイハブウェーブの重力場の影響を受けて、外部からの衝撃に適した複層分子配列を形成するってことらしいです。...うむ、わかんない(本末転倒)

ナノラミネートコートは厚塗り版ナノラミネートアーマーみたいなもんでしょうけど、超技術という言い方からして多分何層もエイハブウェーブで固めては上塗りして固めてーを繰り返してるんでしょうね。


まぁそんなことはいいんです。些事です、些事。今回はオカルト面から解き明かしていくので。

問題なのはナノラミネートアーマーに使われる特殊な金属塗料というエイハブリアクター(というよりエイハブリアクターから発生するエイハブウェーブですが)に反応するものがあることです。


僕の浅知恵では重力に反応する物質とか磁気嵐に反応して性質を変える物質とか分からないので、知りたい方は自分で調べるなり、先生に聞いてください。


しかしエイハブウェーブは元々エイハブ粒子が崩壊した影響で発生するもの。エイハブ粒子とはそう。エイハブリアクターが稼働中に発生する粒子。

エイハブリアクターを小宇宙として捉えるのなら別宇宙(別世界)から漏れだしたもの、となります。そしてそれがナノラミネートアーマー、つまり鉄血世界の存在に影響を与える。


これ、何かに似てますよね?

そう、小宇宙と大宇宙の関係です。

先程小宇宙はこの宇宙、大宇宙と影響しあっているという話をしました。

まぁそもそも磁気嵐としてエイハブウェーブが出ている時点で影響はしあっているんですけどね。


因みに小宇宙同士で影響し合うという話もありまして、これはアリアドネを用いた通信という形で、解釈...出来ると思います!


エイハブリアクター(モビルスーツにとっての心臓)とナノラミネートアーマー(モビルスーツにとっての身体)が影響しあっている、というのは何やら面白い説が立ち上がりそうですがまぁそれはまた別で。


以上、超ガバガバ考察でした。

めちゃくちゃ話逸らしてばっかりだな...ってなる文ですね。読めば読むほど馬鹿らしくなって推敲する気にもなりませんでした。後悔はしている、しかし反省はしない。


小宇宙と大宇宙との関係にならないので消しましたけどエイハブリアクターが太陽付近で作られることから太陽神ラー→アモン・ラー→ソロモンの悪魔7番目アモンと関連付け(こじつけ)られる点もありますね。個人的にソロモン王がエジプト付近の話なので関連付け自体はあるのかなーと。まぁどうでもいい話ですけど。

...このままオカルト知識つけ続けたらアグニ会のお父さん(悪の科学者)枠にならない?大丈夫?我らが女神にやんわりと窘められそう。


(記:みっつー)


と、言うことで───以前、『何故セブンスターズの中にカイエル家が存在しないのか』という会報を寄稿して頂きました、アグニ会のウォズことみっつーさんによる考察でございました。

ちなみに「アグニ会のウォズ」という肩書は今初めてこう呼ばせてもらった。

というか今思いついた。これからはそう呼ばせて頂くことにします(適当すぎる)


さておき、今回も大変素晴らしい考察をありがとうございました。

謙遜されておられますがご心配なく。考察は自由であらねばなりません。ガンプラと同じように。

アグニ会の規定通り、みっつーさんにはアグニカポイントを3000、それに加えて2000APを上乗せして払い戻しさせて頂きます。

是非これからもアグニ会のオカルト枠からロードを驀進してくれ。大丈夫、この考察にはきっとかの女神もニッコリ。

でも授業を私にさせようとするのはちょっと待ってくれないか。せめて3週間の準備期間をくれ。とりあえず黄金の夜明け団辺りを手がかりにして色々と洗い直す時間をくれ。


と、それはともかく。

「エイハブ・リアクターは絶対に壊れない」というのは、正直に申し上げると鉄血の設定の中でもちょっと謎が深いというか、恐らく設定があまり詰められていないであろう部分。

今回の考察はオカルト要素を上手く交えながら、その理由づけを試みたものだと私は受け取っております。

オカルト要素なんてファーストガンダムの時点で大概だからへーきへーき。

別の宇宙みたいなモンだから壊れない、なるほど確かにそれなら壊しようがない。

宇宙を壊したければ、Fateなどで言うところの対界宝具みたいなものを持ってくるしかないでしょう。少なくとも、現代の科学ではどうしようもない話になると思います。


仮にエイハブ・リアクターが人の魂を内包しているような物だとするなら───その製法って、どんなモンなんですかね……?

ギャラルホルンは一体何を隠しているのか……ヒューマンデブリや宇宙ネズミ、非人権的な世界のシステムに対して何も手を打たずに放置していた意味とは……と、ここまで行くとただの妄想になってしまいますが。


ちなみに私も重力に反応する物質とか磁気嵐に反応して性質を変える物質とかについては全く知らないゾ☆

「先生に聞け」とか書かれてるけど私に聞かないでほしいんだゾ☆

私は文系だからね……文理の問題じゃない気もするけどね……


ところで『エイハブ・リアクター編』ってことは次があるんですか……?(チラッチラッ



ともあれ、改めまして面白い考察をありがとうございました。

アグニ会では、会員の皆様による会報の寄稿を常にお待ちしております。

3000APか? 欲しけりゃくれてやる……会報のネタを探せ!

世界の全てをそこに置いてきた!


(記:管理人N)