またもや会報の寄稿を頂きました。
ありがとうございます……ありがとうございます……!
内容的に番外編という扱いにさせてもらいましたが、あしからずご了承下さい。
それでは早速、本文へどうぞ。
私の会報
※ 『ギャラルホルンの組織複雑すぎ!』
を読んでくださった、皆さまこんにちは。
再び、私が個人的に気になっていた
考察を読んでいただければ幸いです。
「何故日曜のたわけ(イオク・クジャン)は
生まれたか」
この考察は前回、前々回に投稿させて頂いた『ギャラルホルンの組織複雑すぎ!』問題にも少し関わります。
さて、みんな大好き(?)日曜のたわけこと
イオク・クジャン。
何故彼は暴走したのか。勿論彼自身の問題も有りますが、ある時私は、実は彼の周囲に
1番問題があるのでは?と思ったのです。
例えば、ジャスレイと繋がりが深い「本家」という単語。
35話に1回登場しただけですが後から考えて見ると案外裏が深い気がします。それがこのセリフ
↓
「若様。本家より通信です。若様宛てに
このようなメールが届いたと。」
ここで二つにポイントがあるように
思えます。
1つ目にジャスレイ(JPTトラスト)と
繋がりが深いのはイオクというより
クジャン家という事。
※先代のクジャン公からの繋がり。
2つ目はイオクが若様と呼ばれた事。
彼は一応クジャン家当主の筈。
しかし実際にはイオクには
ラスタル・エリオンという後見人がいます。更に、もしかしたらまだ若いイオクの代わりにクジャン家の資産などを管理している者が別にいるのかもしれません。そしてその
可能性がありそうな人物達が劇中に3人
いるのを発見したのです!
ここからは、その可能性が高い人物達を
クジャン家3人組(仮)と呼称する事にします。
※因みに、3人組が分かりやすく揃っているのは第43話にて、イオクが大失態の為に
謹慎処分を食らった後、我々がよく
知っているアグニ会会長がクーデターを
起こし、その鎮圧作戦にイオクを参加させて欲しいと40人目の嘆願に来た人たちの
事です。
実は彼ら3人組はイオクのターニング
ポイントに必ず登場しているのです。
初登場は第38話。イオクがクジャン家の屋敷
でジャスレイと初めて直接に接触を持とうと
した時、一応イオクをたしなめている
シーンに登場。
※後ろ姿でかなり分かりにくい
ですが、黒スーツの3人組。焦茶の男が1番
分かりやすいかな?
次に登場するのは第39話。イオクがダインスレイヴを持ち出そうとしているシーンに
登場。
せめて、ラスタルの許可を求めるべきと諫言するものの、イオクは聞くはずもなくその
ままタービンズ討伐に向かう事に・・・
そしてその後の展開と直後のラスタルの発言から、3人組からもラスタルに、
ダインスレイヴの事を報告していない可能性が高い。
いくらラスタルでも
この事を知っていたら止めていた筈。
※その後ダインスレイヴを打っ放しまくる
ラスタルもこの時はまだ、ダインスレイヴ
を使う事は考えてないだろうから、
ここで彼らが報告していれば・・・
そして第40話。タービンズからの停戦信号
と降伏信号をイオク無視した事に同調。
この時3人組の内2人は確実にブリッジにいた
事が確認出来ます。
つまり、タービンズを違法組織に仕立て上げ強制査察に関与し、違法兵器であるダインスレイヴを使用し多数の非戦闘員の虐殺現場にいたのだ!
※ここではタービンズが元々グレーな組織
じゃね?、というのはひとまず置いて
おきます。じゃないと主人公達の組織を
含めてこの世界の殆どの組織が違法組織に
なっちゃうので、その辺は悪しからず・・・
これは推測ですが、彼らは本家所属の人間
なのかもしれません。
元々ジャスレイと繋がりが深く、タービンズを潰す際に何らかの見返りをもらう
約束をつけていたとか・・・
実際ジャスレイはマクマードを逮捕させ、
テイワズのトップに立つ考えだったし、
ジャスレイの船「黄金のジャスレイ号」の
後部にはハーフビーク級戦艦の一部を使用
しているなどギャラルホルンとの関係が深いのは劇中でも明らかです。
(メカニックワールド弍)
それを踏まえると第43話でイオクの嘆願に
3人組が来たタイミングにも何か黒いものを感じるのは気のせいでしょうか?
※彼らが嘆願に来たのはイオクやらかしが
ライザ・エンザの放送で全世界に流された後
です。
そして、彼らの様な存在がしっかりと当主を補佐していれば、日曜のたわけの暴走も
少しは抑えられたかもしれない。
その根拠は第14話のスレイプニル艦長と
ガエリオの関係。
スレイプニル艦長と
ガエリオの関係もイオクと3人組との関係に
似ていて、ボードウィン家の次期当主と
代々の家来の関係と考えました。
私の仮説通りなら、
ガエリオやイオクは家所有の
艦を出港させたりする権限は
持っているが一度出港すると艦の指揮権は
艦長に渡ります。
だからスレイプニル艦長は
ガエリオがキマリスで出撃するのを止めたり、GOサインを出せるし、ガエリオも一応素直に従ったのではないかと思われる。
それにスレイプニル艦長はあらかじめ
モビルスーツの発進を阻止しておくとか、
統制局とのゴタゴタを上手く避けるとか、
かなり有能な人ですし。というか、イオク
にもそうしろよ3人組!( ̄^ ̄)
それは置いといて、
もしイオクの周囲にスレイプニル艦長
みたいなしっかりした人がいれば最初に
上げた悲劇も防げたし、イオクもペシャン公
とか呼ばれなかったかも・・
もっとも、スレイプニル艦長も良くも悪くも
ギャラルホルンの常識的な軍人な面もあり
ます。彼は地球に暮らす一般市民的感覚を表しているのかもしれませんね。
任務中に娘の誕生日の事を気にしたり、
コロニーの労働者問題に良くも悪くも無関心な点など。
最も何故か3人組の他はイオクの周りには
尉官クラス?の人たちしか見当たらないからその人達でイオクを止めろと言うのも酷な気もするけど・・
※3人組も尉官の服ぽくてその辺があやふやに
・・・ギャラルホルンの尉官は色々謎が
多い。石動問題とかそのうち会報出来たら
します。というか彼についての会報を書いてくださる方がいれば嬉しいです😃
ほぼアグニカ・カイエルに関係ない話でしたが、読んでいただけたら嬉しいです。
(記:匿名希望)
改めて、寄稿頂きましてありがとうございました。
みんな大好き(断言)日曜日のたわけ、イオク・ペシャン公についての考察、頷きながら読まさせて頂きました。
なお、冒頭に貼られている正義の一撃を放ったイオク様の画像は、管理人が勝手に付けたイメージ画像ですので、筆者様は一切関与していないことを注釈致しておきます(三人組の画像は筆者様より提供いただき、添えております)
イオク様の失態が、周辺環境の影響だったという点は、私自身も全く同じ意見です。
あのラスタルが「偉大な方だった」と称する先代クジャン公。部下達はその姿を一人息子のイオク様に重ね合わせ、イオク様も部下達の期待に応え、先代クジャン公のように在ろうとした。
イオク様が結果を出し、期待に応えることに執心していたのは、そのせいだったと言えましょう。
先代クジャン公の偉大さと部下達の過度な期待が、まだまだ未熟なイオク様を功に焦らせてしまうことにつながり、イオク様は身の丈に合わないことをして失態を演じることになった。
部下達の期待に応える為というのは、翻すと「部下達を失望させてはならない」ということであり、自分を慕ってくれる部下達の想いは未熟なイオク様にとって、これ以上無い重荷になってしまっていたのだろうと思います。
ただ、イオク様は一点、大きな勘違いをしていたのではないかとも感じます。
部下達はイオク様が先代クジャン公の息子だから慕っていたのではなく、いつしか他ならぬイオク様自身を慕うようになっていたということに、イオク様は気付いていなかったのではないでしょうか。
ラスタルは功を焦り失態を重ねるイオク様に対し、「奴に求めているのはそういうことではない」というような発言をしています。
ラスタルにイオク様が優る点は「人徳」、多くの部下から圧倒的に慕われているという点です。
実際、対革命軍戦において、何十人もの部下達がラスタルにイオク様の作戦参加を嘆願しに行った訳で。先代クジャン公の息子だから、という理由だけで何十人もの部下達がクジャン家後見人の艦隊司令に直接嘆願しに行くとはちょっと考えにくいでしょう。軍において上官の決定に異を唱え、真っ向から意見することがどういう意味を持つか、優秀な彼らが理解していなかった訳も無いので。
イオク様の態度を見ると、自らの命を犠牲に助けようとする部下達に対し、イオク様は涙を流して謝罪と共に仇を取ることを誓い、その後も自分の為に死んで行った部下達のことを気にかけ続けています。
まあその為にモビルアーマーにかすり傷を付けて進行方向を変えたり、自ら迫り来るバエルに突撃して死にに行ってるのはアレだと言わざるを得ない訳ですが、とにかく部下達からすれば共に前線で戦い、死んだ後ですら部下を想い続けてくれるイオク様。そういったイオク様自身の人間性に、部下達は惹かれていたのだと思います。
「父上のようになる必要は無い。私は私なのだ」とイオク様が悟れていれば、きっとああはならなかったでしょう。
ラスタルはそれを分かっていて言わなかったんでしょうが、きっと「クジャン家当主として、自分で気付かねば意味が無い」と考えてのことでしょう。……それはそうなんだけど、自分で気付くにはあまりにもイオク様に知識とか教養とか経験とか落ち着きとか時間とかが足りてなかったと思うの。
とまあ私の所感はさておき、クジャン家三人組(という括りも初めて見た)にそんな見方が有ったとは。
ギャラルホルンの軍服はデザインで何となく尉官、佐官、将官を見分けられると思いますが、仰られている通り権限とかは結構謎が多い。
アグニ会副会長こと石動は軍服のデザイン的には尉官ですが、階級不明なんですよね……個人的には一尉くらいかなと思ってますけど、恐らく今後公式から正解がお出しされることは無い。
ちなみにスレイプニル艦長は佐官と思われる。
そんな訳で、アグニ会では会報の寄稿を随時お待ちしております。
対価として3000アグニカポイントを移譲しよう。
さあ、キミもレッツ・アグニカ!
……私もそろそろレッツ・アグニカしないとなぁ。
(記:管理人N)
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