今回の会報は、寄稿として頂いたモノになります。
二度に分けて送って下さったので、そのまま二回に渡って掲載の方をさせてもらおうと思います。
「絶対誰も送って来ないよ」と思ってたので嬉しい、かつ内容も興味深くて考察すげぇってなり。この辺りは重要なのに、個人的には深く考えたり考えなかったりなところだったので。
そんな訳で、早速中身へどうぞ。
今回鉄血のオルフェンズを視聴してから私が密かに抱いていた謎とその考察を聞いていただければ嬉しいです。
それは『ギャラルホルンの組織複雑すぎ!』問題です。アグニカ・カイエルと関係なくね、と思われるかもしれませんが、
ギャラルホルンはアグニカ・カイエルが創設
(とその父)した物。つまりアグニカ・
カイエルを深く知るにはギャラルホルンを
知る事こそ大切なのですよ!・・・と前置はそのくらいで、実際劇中のギャラルホルンは
主人公たちの敵であるのにいまいち全容が
掴みにくいなぁと思ったのです。
そもそもギャラルホルンとは、簡単に言えば
モビルアーマーを倒す為に、アグニカ・
カイエルが国などの枠組み囚われず世界中から同士を集めた物です。戦後
『地球を統治する各国連合の総意によって
結成された強力にして強大な軍事組織。
武力を以て武力を制す世界平和維持の為の
暴力装置。多数のモビルスーツを所持している。』(鉄血のオルフェンズ公式ホームページより引用)治安維持組織と姿を変えます。
この戦後の体制の変化については劇中で
ラスタルが「ギャラルホルンは確かにアグニカ・カイエルから始まった。だがその歴史はアグニカ不在の中で作られたものだ。」(鉄血のオルフェンズ第44話 魂を手にした男より)
とも言っています。とりあえずここでは戦後体制について書きたいと思います。
まずギャラルホルンのトップは
ギャラルホルンを束ね、管理運営する7つの家門、セブンスターズです。運営は7家代表の合議で行われ、その権力は強く、時には
4大勢力政府の意向を無視した活動も押し
通します。その次が統制局です。軍事行動の中核を担い、情報統制や反乱分子の排除
(本編15、16話)などを行います。トップは
統制幕僚長。それと並ぶのが監査局。一期のマクギリスとガエリオもここにいました。
内部監査を担当する為、極一部のエリートしか所属できず、また、統制局の許可を必要としない独自の部隊運用権限を持ちます。トップは監査局局長。その他に総務局、警務局があるらしい。(メカニックワールドより)
この局の下に支部などがある様です。
例・火星支部や月外縁軌道統合艦隊、地球外縁軌道統制統合艦隊そして各経済圏の駐屯部隊など。
ここまでならそれ程複雑ではないのでが
ある人の発言により一気に複雑になった気がします。
それが本編11話のイズナリオ・ファリドの
発言。「ファリド家の名に恥じぬ働きであったと監査局局長および統制幕僚長から報告を受けた。」ん?_φ( ̄ー ̄ )・・・
どういう事?いえいえ、私も最初は
〜イズナリオ、セブンスターズだからか〜って軽く思っていました。でも後に登場する
「各当主家の戦力」という言葉。つまり
ギャラルホルンは様々な家門が独自の戦力を
保有して私物化しているので、
近未来の軍隊なのにその内部は全く中央集権型の軍になっていないという事実!
(記:匿名希望)
→ 続きます。
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