「バエルの祭壇」について

ギャラルホルンの権威の象徴「ガンダム・バエル」が祀られる、ギャラルホルン地球本部「ヴィーンゴールヴ」内の最重要施設。

それが「バエルの祭壇」でございます。

今回はこの「バエルの祭壇」についてをば。


まず名称から。

皆様は「バエル宮殿」という言葉をお聞きになったことが有ると思います。

この「バエル宮殿」は勿論、バエルが祀られている場所を指す言葉なのですが、ここで一つ疑問が浮かぶ人もおられるのではないでしょうか。


「バエル宮殿」と「バエルの祭壇」はどちらも同じ場所を指しているが、どちらが正式名称なの?


と。

これについて、明確に答えを述べておきます。


正式名称は「バエルの祭壇」です。

「バエル宮殿」は公式ではない、言ってしまえば誤った名称なのです。


この「バエル宮殿」呼びの初出は、確認出来る限りは公式ラジオ「鉄華団放送局」。

三日月・オーガス役の河西健吾氏が、ラジオ内で同施設を「バエル宮殿」と呼んだことから広まったものだと、私は把握しております。

Twitterや5chなどから発生した説も有りますが、何にせよ公式設定としての呼び方ではありません。

公式設定としての正式名称は「バエルの祭壇」が正しいです。

打つ時はどっちかと言えば「バエル宮殿」の方が少なくて楽ですし、どちらにせよ意味は通じるので、そう気にするべき点ではないかも知れませんが。

とまあ、そんな「バエルの祭壇」。

本格的に登場したのは本編第43話(第35話でバエルがチラ見えしてますけど)で、当然ド真ん中にはみんな大好き「ガンダム・バエル」が立っております。

バエル・ソードは見た限り装備されていませんが、恐らくこの施設のどこかに安置されているハズ。

何故か、水と思われる液体が張られていますね。

また、バエルの周りには七つの格納庫が存在し、初代セブンスターズが搭乗したガンダム・フレームが祀られています。

参考画像:セブンスターズの家紋一覧
参考画像:セブンスターズの家紋一覧

なお、未だに理由が不明なのですが、この時にボードウィン家の格納庫の他に、バクラザン家の格納庫が空になっています。

ボードウィン家の「ガンダム・キマリス」はガエリオが持ち出してるのですが、バクラザン家の格納庫が空だったのは何故だろうか…?

外伝「月鋼」関連かとも思いましたが、結局そちらにも全く関わって来ないままだったという。


こうして書くと、結構謎も有る施設。

アグニ会にとっては、実際のガンダム・バエルを見ることが出来る最高峰の聖地ですので、死ぬまでに一度は訪れておきたい場所と言えましょう。

イスラーム教で言うメッカみたいな所ですからね。

遠方からいらっしゃる方は、500アグニカポイントをご用意の上、万全の感染症対策を取りながらお越しください。


(記:管理人N)